本日のくるみさん、パソコンのディスプレイに写ったマウスポインタを目で追っています。
たまに前足でポインタを押さえていました。
ここからは、昨日の記事の続きになります。
日本一長い信濃川の源流を後にして、百名山の「甲武信岳」に向かいます。
甲武信岳の頂上は山梨(甲斐)埼玉(武蔵)長野(信濃)の3県に接しているためこの名前になったようです。
ここまでは緩やかな上りでしたが、この先は急登が続きます。
見通しの良い尾根に出た所で下山してくる山梨県警の皆さんに職務質問を受けました。
聞くところ、3日前から70代の男性登山者が消息を絶っていて捜索をしているとの事。(行方不明者の車が毛木平の駐車場で発見された)
登って来たルートや気付いた事はなかったかなどを聞かれました。
途中、富士山が見えました。
頂上の標識が見えましたのであと少しです。
山頂に到着しました。
山頂で昼食を取っていると、埼玉県警の皆さんが埼玉県側から登って来て山頂で作戦会議を始めました。
山頂からは南アルプス方面の山々が一望できます。
残念ながら北アルプスや八ヶ岳は雲に隠れていましたが富士山はこのとおり。
写真を撮り終えたところで下山を開始、少し下った所から山頂を撮りました。
登る途中で休憩したナメ滝は写真を撮っただけで足早に通り過ぎます。
出発した毛木平まで無事下山しました。
駐車場には長野県警の車両がまだ駐車していました。
下山途中にも会うことはなかったので、十文字峠方面のルートを捜索していたと思われます。
そういえば途中で会った山梨県警の人が、長野県警は十文字峠の方に行っているようだと話していました。
下山の経路では遭難者が倒れていないかと周りを見ながら歩きました。
登山口を出発してから帰って来るまでの間に、行方不明者を捜索する3つの県警に会うというのはこの山ならではのことではないでしょうか。
ちなみに、この行方不明者がどうなったかは知りません。