家が修羅場と化す、大嫌いその1は”爪切り”です。
おとなしく切らせてくれる猫もいるようですが、くるみさんは大変です。
まず、爪切りの話をし洗濯ネットを持ちに行くところで気配を感じ、爪切りの入っている引き出しを開けたところで、テレビの裏または2階のベッドの下に逃げ込みます。
何とか引きずり出して洗濯ネットに入れ、お母ちゃんが抱いてバスタオルでくるみさんの顔を隠します。
お父ちゃんが足を1本づつ出して爪を切るのですが、こんな力があったのかという位に暴れます。それにも増して「ウ~」「シャー」「ギャー」と、殺されるんじゃないかという様な大きな声を発します。
この叫び声を聞いたご近所さんが「猫を虐待している家がある」と通報をするのではないかと心配になる程です。
普段は甘嚙みしかしないくるみさんですが、この時ばかりは思いっきり噛むので、けが人が出ます。