今日は、雨がパラついているせいか過ごしやすい気温になっています。
くるみさんはベッドの上で眠気と戦っていますが、カメラを向けると立派なイカ耳になって嫌な顔をします。
チョット目を離したら寝ていました。
今日も変わった事がないので、過去に登った山の話にお付き合い願います。
10年程前の秋に登った「蓼科山」(標高2531m)です。
蓼科山は八ヶ岳の北側にある山ですが、八ヶ岳とは別に日本百名山の一つになっています。
佐久市にある大河原峠の登山口に車を停めて蓼科山に向かいます。
最初は林の中の石がゴロゴロした登山道を歩きます。
しばらくすると今まで見えなかった蓼科山が急に目前に現れます。
蓼科山荘に到着すると、別ルートから登って来た沢山の登山者と合流しました。
山荘から少し進むと登山道の様子が一変します。
大きな岩が折り重なった急斜面は、手をついてよじ登るという感じです。
下って来る登山者とは譲り合いで。
振り返って下を見るとこんな景色で、下に蓼科山荘が見えます。
こんな岩の間を登るのは案外楽しく、あっという間に山頂に到着しました。
山頂の周りは平らで大きな岩がゴロゴロしています。
火山活動で溶岩が固まってできた地形だそうです。
西側には遠く北アルプスの山々が連なり、その手前には霧ヶ峰高原と白樺湖が見えます。
山頂で景色を見るため移動するのは大変な事で、道なき岩の間を足元に注意しながら歩かなければなりません。
チョット油断すると足をくじきそうです。
来た道を浅間山の方向に向かって帰ります。
北八ヶ岳で特徴的な、縞枯れの林の中を通り過ぎます。
山荘を過ぎると、あれだけいた登山者は別ルートに行くので、こちらは一人ぼっちになりました。
最後に、大河原峠の紅葉です。
まるで絵画を見る様に綺麗でした。